こちらの記事では、DMMエナジーの蓄電池をご紹介します。
CMなどでも聞き馴染みのある方は多いのではないでしょうか?
英会話やゲームを想像される方が多いと思いますが、太陽光発電システムの事業もかなり拡大しています。
価格や特徴、評判、安く買う方法などをまとめましたので、導入をご検討の方はぜひ参考にしてください!
DMMの蓄電池の特徴
・二つの選べる運転モード
グリーンモード
自家で発電した太陽光の電力を優先して利用し、余剰電力を蓄電して自家消費するモードです。
その結果、昼間に発電した電気を夜間に使用することで、電力会社からの電気の購入量を減らすことができます。さらに、余った電力は売電することもできます。
グリーンモードでは、電力会社から購入した電気を使用せず、主に自家で発電した電力を利用して蓄電します。
TOUモード
このモードでは、ご家庭に合わせて自由に設定をカスタマイズでき、余剰電力を売電または充電する優先順位を設定できます。
また、電力会社からの電気購入に関する時間帯や、蓄電池の充放電の設定も調整可能です。
これにより、家庭に最適な経済的な電気利用が実現します。
・寿命が長い
DMMの蓄電池は非常に長い寿命を持ち、その耐久性を示す指標として12000サイクルという大きなサイクル数が示されています。
一般的に、蓄電池の素材としてはリチウムイオンが広く使われていますが、DMMはさらに安全性が高いリン酸リチウムイオンを採用しています。
リン酸リチウムイオンは従来のリチウムイオンよりも長寿命であり、過充電や過放電に対する安定性が高く、より安全で信頼性の高い蓄電池の運用を可能にします。
さらに充電するスピードも早く、最短3.3時間で満充電が可能です。
・保証内容の充実
蓄電池の劣化は避けることができず、保証内容が重要になってきます。
DMMの蓄電池は蓄電容量60%が保証されています。
容量だけでなく自然災害に関しても10年間の長期保証があり、安心してお使いいただけます。
しかし、保証の適応には、決められた施工店で設置を行うことが条件になるため、事前に確認しましょう。
・スピード設置
DMMのフレキシブル型蓄電池は、1〜2日で設置が可能です。
現地調査から稼働までのスピードは非常に迅速であり、この速さは災害対策や節約を急ぎたい顧客にとって非常に魅力的なサービスと言えます。
・見守りサービス
インターネット接続により、このサービスを利用することで、トラブルが発生しても迅速な対応が可能です。
現地での直接確認が必要な場合もありますが、日程調整から現地調査までの時間やコストを削減することができます。
このサービスは、迅速な対応と効率的なサービス提供が魅力的です。
DMMの蓄電池の種類
DMMの蓄電池は単機能タイプとハイブリッドタイプの2種類に分けることができます。
それぞれの特徴を以下でご説明します。
①単機能(フレキシブル)タイプ
「DMM.make smart」は全負荷型の蓄電池であり、停電時でも200Vの電化製品を使用できます。
ただし、利用可能な電力が制限されるため、限定された電力しか使用できない場合があります。
しかし、「DMM.make smart」は3000Wの電力を使用できるため、比較的多くの電化製品を同時に使用できると言えます。
実際に使用できる電力の目安はこちらです。
使用環境によっては充電に3時間以上かかる場合、使用状況によっては蓄電池の電気でカバーできない場合があります。
単機能タイプの蓄電池である「スマートスターL」や「iedenchi-NX」は、伊藤忠商事とネクストエナジーが提供しており、基本的な機能は同様ですが、製造はエヌエフ回路設計ブロックが行っています。
しかし、これらの製品にはAIによる最適制御機能が搭載されていない点が異なります。
②ハイブリッドタイプ
DMMでは、HUAWEI(ファーウェイ)が製造しているLUNA2000をOEMで取り扱っており、同じ製品がエクソルでも販売されています。
また、ハイブリッド型蓄電池では、自宅の使用量に応じて、「特定負荷型」と「全負荷型」の中から選択することができます。
さらに、容量に関しても、5kW、10kW、15kWの3種類から選ぶことができます。
DMMの蓄電池の価格相場
以下の表はDMMの蓄電池の価格相場となっています。
スクロールできます
シリーズ名 | 蓄電池容量 | 相場価格 |
---|---|---|
単機能型 | 9.8kWh | 190万〜210万円 |
ハイブリッド型 | 5.0kWh | 110万〜130万円 |
ハイブリッド型 | 10.0kWh | 170万〜190万円 |
DMM蓄電池の導入ポイント
DMMの蓄電池を導入する際に最も重要なポイントは、複数の企業から見積もりを取り、それらを比較検討することです。
この理由は、DMMを検討するお客様の多くが訪問販売から情報を得る傾向にあるためです。
DMMは他のメーカーよりも太陽光発電事業を開始した時期が遅く、FIT制度が終了した顧客がまだいないため、今後は新しい企業が市場に参入する可能性が高いです。
その結果、訪問販売が増加し、価格が上昇することが予想されます。
したがって、複数の見積もりを取り、比較検討することが必要です。
DMM(旧田淵電機)蓄電池の評判
DMMの蓄電池については、AI機能は特に必要としておらず、それよりも価格を抑えたい方の満足度が高いと言えます。
さらに、既にDMMの太陽光発電を導入している顧客は、システムとの連動性を重視し、蓄電池の導入を検討しています。
一般的な懸念としては、企業が拡大する過程で事務的な処理が追いつかないのではないかという点や、FIT期間終了後の不安が挙げられます。
ですがどれも現状の評判ではなく、今後に関しての不安点のため、現段階での評判は良いといえるでしょう。
DMM蓄電池のよくある質問
DMMに関してよくいただく二つの質問を選び、お答えしていきます。
Q1:太陽光発電の会社のイメージがありませんが、大丈夫でしょうか?
A:DMMは他メーカーと比べると少し遅れはとっていますが、2017年から太陽光発電システムの販売を拡大しています。
太陽光発電のイメージはないものの、会長も顔出しはしていませんが、インタビューなどによく登場します。
Q2:DMMの太陽光発電と蓄電池をセットで導入するメリットはありますか?
A:蓄電池をセットにする事で、海外メーカーに負けない価格の提供を実現しています。
太陽光発電を設置する方の過半数以上が蓄電池をセットで購入している為、大きなメリットだと言えます。
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監修:難波博司
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監修:築山享晃
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