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公開日 2024.11.02

【最新版】蓄電池の選び方!容量・使い方のポイントを解説!

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蓄電池
【最新版】蓄電池の選び方!容量・使い方のポイントを解説!

今回は蓄電池を導入する際のポイントをご紹介します。

蓄電池は、ハイブリッド型、単機能型、全負荷型、特定負荷型など種類が様々です。
さらに容量も小さいものだと2.0kWhから、大きいもので16.0kWhとかなり幅が広くなり、何を基準にして選ぶべきなのか、とお問い合わせをよくいただきます。

蓄電池には種類や容量はもちろん、ご家庭での活用方法によって適切な蓄電池が異なります。
お客様の用途に合わせて、わかりやすいように解説します。

【ポイント】蓄電池を選ぶにあたって最初に確認!

蓄電池を選ぶにあたって、ご家庭の目的に合わせて決めることが大切です。
例えば、電気代を節約したい場合、災害による停電時に備えておきたい場合などと、用途を考えてみましょう。

それに合わせて、機能や容量を選ぶ必要があります、
ご家庭に合わない蓄電池を選んでしまうと、容量をうまく使うことができなかったり、費用の回収に時間がかかる場合があります。

住まいるエコ本舗では、国内外全てのメーカーからお客様にあった蓄電池を、プロのスタッフからご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください!
まとめ

最適な蓄電池を選ぶポイント

    ポイント

  • 太陽光パネルの容量
  • 1年間の電気使用量
  • 5年単位の電気の使用量
  • 電気のプランの確認
  • 設置場所
  • 太陽光発電との相性
  • 相場価格を知る
  • 寿命と保証

太陽光パネルの容量を確認する

まず初めに蓄電容量がご家庭にあったものを選ぶ必要があります。
太陽光発電を設置している場合は、太陽光パネルの容量を確認しましょう。

太陽光パネルを設置した際の保証書や契約書には、「製品名 250×20」といった表記があります。
これは250kWの太陽光パネルが20枚屋根に載っていることになり、計算すると5.0kWとなります。

5.0kWの太陽光パネルを設置している場合
1日の発電量は、東京ガスによると1kWあたり約2.7kWhの電気を発電するため、5.0kWに換算すると、約13.5kWh発電していることがわかります。

次に電気の消費量を確認しましょう。
ご家庭によって異なりますが、一般的な二人暮らしでは、1日に10.5kWhの電気を消費すると言われています。

発電した電気を全てそのタイミングで消費するわけではないので、電気を蓄電池に貯める必要があります。
蓄電池に貯めることで、発電できない夜間や早朝から電気を使用することができます。

1年間の電気使用量を確認する

1年間の電気の使用量から、適切な蓄電池の容量を出すことができます。
電気の使用量は季節によって異なるため、1年間から月別、時間帯と絞り込むことで、どのくらいの蓄電容量が必要かが具体的になります。

さらに太陽光発電を設置しているご家庭では、年間の発電量も合わせて確認することで、より正確な容量を定めることができます。

5年単位の電気の使用量を考える

今後5年単位で、どのくらいの電気が必要になるかを考えることが重要です。
将来的に家族が増えて日中の電気使用量が多くなる、日中は外に出るため夜に多く電気を使用する、など電気使用量はライフスタイルに合わせて変化します。

今の電気使用量だけで考えてしまうと後悔する場合があります。
今後電気使用量が増える場合は、大きめの容量のものを導入したり、増設可能な蓄電池を選ぶ必要があります。

ですが、大きすぎる容量を購入してしまうと、費用が回収できずデメリットとなる場合もあるので注意が必要です。

電気のプランを確認しよう

蓄電池を導入する際は、電気のプランを確認しましょう。
一般的に蓄電池は夜間の電気が安いプランにすることで、メリットが大きくなります。

夜間の安い電気を蓄電池に貯めることで、昼間に使うことができます。
蓄電池の容量をさらに大きくすることで、昼間の発電した電気を貯めることもでき、さらに電気を活用することができます。

設置場所を確認しよう

蓄電池の設置場所にも注意が必要です。
最近の製品は小型化が進んでいますが、蓄電池は容量が大きくなればなるほど、サイズが大きくなります。

屋内設置の場合…
一般的には分電盤の近くに設置しますが、稼働音がするのでペットがいる場合は避ける必要があります。

屋外設置の場合…
塩害地域や寒冷地域にお住まいの方は注意が必要です。

最近では、重塩害タイプや、-40度でも稼働することができます。
さらに屋外の場合、直射日光を避け、風通しの良い場所に設置する必要があります。

設置スペースを事前に業者に確認してもらう必要があります。
住まいるエコ本舗ではプロによる現地調査を行なっています。

太陽光発電との相性を確認する

設置している太陽光発電によって、連携が可能か確認する必要があります。
中には太陽光発電と蓄電池の相性が悪い場合もあり、連携できないものもあります。

詳しくは業者に確認する必要があります。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、どれくらいの節電効果があるのか、シミュレーションすることができます。

蓄電池の相場価格を理解する

蓄電池の価格相場は1kWhあたり約18万円です。
蓄電池は容量が大きくなればなるほど、価格が高くなります。

実際の電気量を知った上で容量を決める必要があるため、上記で述べた1年間の電気使用量を確認する必要があります。

さらに初期費用の回収も考慮する必要があります。
一般的に約15年ほどで初期費用が回収できますが、ご家庭に合わない大容量のものを導入すると、回収に時間がかかる場合があります。

このように知識をつけることで、提案された容量が適切なものなのか、判断することができます。

寿命や保証を確認

蓄電池の寿命や保証はメーカーによって異なるので確認しましょう。
蓄電池の寿命は「サイクル数」によって示され、約6,500〜12,000サイクルが一般的です。

保証は、メーカー保証や自然災害補償があります。
一般的なメーカー保証は10年ですが、有償で期間を伸ばしたり、オプションをつけることができます。

さらに販売店によっても保証があるので、確認しましょう。

導入前必見!後悔しないための蓄電池の知識

電気の流れ・仕組みの知識

太陽光発電から蓄電池に電気が溜まり、ご家庭で使うことができるまでの流れを、理解しておくことが必要です。

太陽光発電や蓄電池にためた電気は直流の電気になるので、パワーコンディショナでお家で使うことのできる交流に変換する必要があります。

単機能型の蓄電池を導入すると…
太陽光パネル→太陽光パワーコンディショナ→蓄電池パワーコンディショナ→蓄電池
ご家庭で蓄電池から電気を使用する場合は、蓄電池に溜まった直流の電気を、蓄電池パワーコンディショナで交流に変換してから使用します。

ハイブリッド型の蓄電池を導入すると…
太陽光パネル→パワーコンディショナ→蓄電池
パワーコンディショナを通すことによる電気のロスを防ぐことができます。

蓄電池の種類について

まず蓄電池の種類として「全負荷型」or「特定負荷型」があります。
全負荷型・特定負荷型
全負荷型の蓄電池は、停電時に家中で電力を使う事ができます。
よって停電時でも、特定負荷では使用できない、エアコンやIHクッキングヒーターが使用できます。その分出力が高いので、蓄電池の残量には注意が必要です。

一方特定負荷型は、停電時にあらかじめ選択した場所のみで電力を使用できます。
例えば冷蔵庫やリビングの照明、などと限られていますが、その分電力消費量も抑える事ができます。全負荷と比べて価格が安いのも特徴です。
単機能型・ハイブリッド型
ハイブリッド型は、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナを一台にまとめた蓄電池を指します。
一つにまとまっている分、限られた場所でも設置する事ができます。

さらに単機能型では何度もパワーコンディショナを行き来するため、電力ロスが生まれてしまいますが、ハイブリッド型は一つのパワーコンディショナで電力を変換するので、単機能型と比べて電力ロスが少ないため変換効率が高くなります。

単機能型は蓄電池のパワーコンディショナのみがついています。よって蓄電池と太陽光発電それぞれにパワーコンディショナが必要です。

パワーコンディショナが二つ必要になるので、設置するにはその分広いスペースが必要です。
パワーコンディショナの交換を検討している方は、ハイブリッド型の蓄電池がおすすめです。

補助金を活用しよう

補助金を活用することで、太陽光発電や蓄電池を安く導入できます。
補助金には、国が実施しているものと、自治体ごとの補助金があり、地域によって異なるので確認が必要です。

2024年10月現在では、蓄電池を導入することで、

・子育てエコホーム支援事業
・家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業
・経済産業省および環境省によるZEH・ZEH-M補助事業

などの補助金を受けることができます!
条件や詳しい情報などはこちらの記事をご覧ください!

安くて安心!住まいるエコ本舗にご相談ください!

まとめ
今回は蓄電池の選び方のポイントについて解説しました。
蓄電池や太陽光発電はご家庭に合った製品を選ぶことが重要です。

住まいるエコ本舗で設置されたお客様から、

「自宅にあった提案をしてくださったり、一緒にたくさん考えてくださってすごく感謝しています!」「導入してからのアフターフォローもしっかりしており、担当の方の対応もとても親切で導入して良かったです!」

などの口コミを多数いただいております。

太陽光発電や蓄電池をできるだけ安く導入したいなら、お気軽に住まいるエコ本舗へお問い合わせください。
アフターフォローやサポートも地域No.1に挑戦しています。

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監修:難波博司
(太陽光発電プロコンサルタント)

蓄電池や太陽光発電に関する記事を多数監修しています。技術的な内容をわかりやすく伝えることを大切にし、お客様が納得して導入できるよう、日々サポートしています。お客様第一の姿勢で信頼性の高い記事を提供しています。

監修:築山享晃
(光熱費削減プロコンサルタント)

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