近畿地方全域
で活躍中

住まいるエコ本舗

公開日 2024.05.31

ニチコンの蓄電池ってどうなの?価格や特徴、おすすめの蓄電池を紹介

住まいるエコ本舗 > 蓄電池 > ニチコンの蓄電池ってどうなの?価格や特徴、おすすめの蓄電池を紹介
蓄電池
ニチコンの蓄電池を徹底解説!価格や特徴、おすすめの蓄電池を紹介

今回はニチコンの蓄電池をご紹介します。
ニチコンは家庭用蓄電池のトップメーカーで、国内シェアも常に上位です。

家庭用蓄電池を検討する際は、まずはニチコン!というほどです。
それぞれの製品の特徴や、気になる価格、製品保証まで解説していきます。

ぜひ導入前の参考にしてみてください!

【メーカー紹介】ニチコンとは?

ニチコン
ニチコンは京都に本社を構える、蓄電池のトップメーカーです。
1950年から研究を開始し、2012年には世界初のV2Hシステムを開発しました。

蓄電池の専門業者であるので、どのメーカーの太陽光発電とも連携できる点も安心です。
さらに、種類が豊富なので、ご家庭の用途に合わせた製品が見つかります。

ニチコンの製品の特徴2選

ここからはニチコンの製品の特徴をご紹介します。

停電時に安心のサポート

ニチコンの蓄電池の特徴として、AI自動制御が無料のサービスとなっています。
AI機能は他メーカーだと有料のところも多いため、かなりお得です。

    AI自動制御のサービス

  • 見守りサービス
  • 気象警報自動制御
  • 早期注意情報自動制御

見守りサービスに加入することで、蓄電池システムの状態を、365日24時間見守ってくれます。
気象警報自動制御、早期注意情報自動制御では、お住まいの地域の気象予報に合わせて、自動で蓄電池システムを充電し、停電に備えることができます。

これらのサービスによって安心して、蓄電池を導入することができます。

V2Hとの連携がスムーズ

V2Hの連携
ニチコンの蓄電池には、V2Hのパワコンもまとめて制御することができる「トライブリッド蓄電池システム」があります。

この製品は、蓄電池・太陽光発電・V2Hのパワーコンディショナを一台にまとめることができます。
他の製品と比べて、V2Hの導入が簡単に行えます。

よって、電気自動車の導入を検討されている方にとっては、魅力的なシステムです。

ニチコン蓄電池のメリット・おすすめポイント

    メリット

  • 機能が豊富で高性能
  • V2Hの設置がロスなく簡単
  • 大容量で停電時も安心
  • 用途に合わせて選べる運転モード
  • 常に停電に備えて充電

機能が豊富で高性能

ニチコンの蓄電池は高性能で、機能が豊富な点がメリットです。

先ほど紹介した、AI自動制御機能によって、ご家庭の生活に合わせて蓄電池の充電を最適化してくれます。
気象予報を元に、自動で充電を開始してくれる機能もあるので、災害や大雨などで発電ができなくても安心です。

さらに蓄電容量の幅も広いので、お客様に合わせた容量を選び、最適化しましょう。

V2Hの設置がロスなく簡単

ニチコンの「トライブリッド蓄電システム」は、V2Hのパワコンもまとめることができます。
パワーコンディショナ一台で全てを制御することで、電力ロスを最小にすることができます。
トライブリッドパワコン
V2Hのユニットもついているので、将来的にでも電気自動車の購入を検討されている方は、メリットとなります。

その他のニチコンのV2Hについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

大容量で停電時も安心

ニチコンの製品は蓄電容量が大きく、災害時も安心できます。
容量が大きいので、自宅で電気を有効活用しながらも、停電に備えることができます。

さらに自立運転の出力が5.9kVAなので、複数の家電を同時に使うことができます。
例えば、エアコンをつけながら、他の電化製品を使うことができ便利です。

太陽光発電と連携させることで、発電した電気をさらに長時間使うことができます。

用途に合わせて運転モードが選べる

蓄電池の運転モードを選ぶことができます。

・経済モード
このモードでは発電した電気をお家で使い、さらに余った電気を売電する設定です。
深夜の電気を安いプランにすると、充電を深夜に行うことで蓄電池を最大限活用できます。

・グリーンモード
このモードでは、発電した電気を全てご家庭で使い切ります。
電力会社からの電気で充電は行わず、発電した電気を蓄電池に全て貯め、夜から早朝にかけて使います。

・EVモード
トライブリッド蓄電システムの特別なモードです。
電気自動車を優先で充電するので、電気自動車が自宅にない時は、蓄電池に充電します。

おすすめの運転モード設定はこちらをご覧ください。

常に停電に備えて充電できる

ニチコンでは蓄電池の残量設定をすることができます。

災害はいつ発生するかわかりません。
夜に停電してしまった場合、蓄電池の電気を全て使ってしまうと、太陽光発電で発電することができず、停電対策になりません。

そこでニチコンでは、工場出荷時点で30%の容量を貯めておいてもらうことができます。
停電時も安心の蓄電池
他のメーカーでは停電モードとして用意されていますが、容量の80%を充電しておくなど、あまり%を変えることはできません。
ですがニチコンの製品は、30%〜70%の範囲で10%ずつ指定することもできます。

ニチコンの蓄電池を選ぶポイント

ご家庭にあった蓄電容量を選ぼう

ニチコンの製品は種類が多く、ご家庭にあったものを選ぶことが必要です。
ライフスタイルに合わせた容量を、専門業者に相談しましょう。


スクロールできます
蓄電容量 種類 型名
7.7/9.7kWh ハイブリッド ESS-E1シリーズ
4.9/7.4/
9.9/14.9kWh
ハイブリッド ESS-T3シリーズ
12.0kWh ハイブリッド ESS-H2シリーズ
16.0kWh 単機能全負荷 ESS-U4X1
11.1kWh 単機能全負荷 ESS-U4M1
11.1kWh 単機能 ESS-U2Mシリーズ
12.0kWh 単機能 ESS-U2Lシリーズ

種類の選び方

ニチコン以外のメーカーでも選ぶ必要がありますが、単機能型またはハイブリッド型、特定負荷型または全負荷型の中から選ぶ必要があります。

メリット・デメリットを踏まえて、ご家庭の用途に合わせて選択しましょう。


スクロールできます
メリット デメリット
単機能型 ・価格が安い
・パワコンのみの交換が可能
・電力ロスが生まれる
・設置場所を取る
ハイブリッド型 ・パワコンが一台にまとまっている
・限られた場所でも設置可能
・電力ロスが少ない
・価格が高くなってしまう
・太陽光発電を導入済みの場合は
パワコンが1台無駄になる
特定負荷型 ・停電時、あらかじめ選択した場所で
電気を使うことができる
・価格が安い
・電力消費量を抑えることができる
全負荷型 ・停電時家中で電気を使うことができる
・200V機器が使用できる
・価格が高い
・蓄電池の残量に注意が必要

例えば、太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合で、停電時も普段と変わらない生活がしたい方は、「ハイブリッド型・全負荷型」の蓄電池を選ぶ必要があります。

設置場所を確認しよう

ニチコンの蓄電池は様々な環境に設置することができます。

蓄電池を設置する際は、設置場所にも注意が必要で、一般的に直射日光の当たる南面には設置できません。
ですがニチコンでは、オプションとして日除け板があるので、それをつけることで南面でも設置できます。

さらに塩害地域や寒冷地域、屋内も設置に対応しているシリーズがあるので、ご家庭の設置スペースを事前に業者に確認してもらい選びましょう。
住まいるエコ本舗ではプロによる現地調査を行なっています。

ニチコン蓄電池のおすすめ製品5選

ここからはニチコンの製品が、どのような方におすすめなのか、製品ごとにご紹介します。

①大容量!太陽光発電設置済みのご家庭におすすめ「ESS-U2シリーズ」

「ESS-U2シリーズ」は単機能型の蓄電池なので、太陽光発電を導入済みで蓄電池の設置に悩まれている方におすすめです。

単機能型の蓄電池は、太陽光発電と蓄電池の両方にパワーコンディショナが必要になります。
よって、直近でパワコンの切り替えを行わない方におすすめです。

そして、容量も大きく電気代の削減も、停電の対策にもなる蓄電池です。


スクロールできます
形式 ESS-U2M1/ESS-U2M2/ESS-U2MS
容量 11.1kWh
サイズ W1060×H1250×D300mm
(突起部含まず)
希望小売価格 オープン価格

さらに詳しい特徴などはこちらの記事をご覧ください!

②太陽光と同時設置がおすすめ!ESS-H2L1・ESS-H2LS

「ESS-H2L1」「ESS-H2LS」は、太陽光発電との同時設置や、パワーコンディショナの替え時におすすめの蓄電池です。
ハイブリッド型になっているので、太陽光発電と蓄電池のパワコンが一つになっており、同時導入でパワコン台が一台分かからないのでお得です。

さらに容量も12kWhと大容量、さらに高出力なので、停電時でも安心です。

形式 ESS-H2L1/ESS-H2LS
容量 12kWh
出力 5.9kW
サイズ W1060×H1250×D300mm
(突起部含まず)
希望小売価格 4,200,000円(税抜)

詳しくはこちらの記事をご覧ください!

③オール電化におすすめ!ESS-U4X1・ESS-U4M1

「ESS-U4X1」「ESS-U4M1」はオール電化におすすめの製品です。
全負荷型で200Vに対応しているので、停電してもエアコンやIHクッキングヒーターを使うことができます。
よって停電時にも普段と変わりない生活を送ることができます。

さらに蓄電容量を11.1kWhか16.6kWhから選ぶことができます。
V2Hシステムを併用することもでき、オール電化を叶えることができます。

④重塩害地域にお住まいの方におすすめ!ESS-U3S1J

塩害地域にお住まいの方におすすめなのが「ESS-U3S1J」です。
この製品は海岸から300mの重塩害地域でも問題なく可動するように設計されています。
塩害地域の図
塩害地域の距離
さらに小型なので設置も簡単で、あまり工事に日数の取れない方にもおすすめです。

⑤電気自動車を持っている方や、導入に悩んでいる方

電気自動車も持っている方や、導入を悩まれている方は、トライブリッド蓄電システム、EVパワーステーションがおすすめです。

この製品にはV2Hがついており、トライブリッド蓄電システムは、太陽光発電・蓄電池・V2Hのパワーコンディショナを一つにまとめて制御することができます。

ニチコンの製品は安心の長期保証!

ニチコンは他メーカーと比べて、保証が手厚くかなり充実しています。
無償のメーカー保証の10年に加えて、有償のオプションが用意されています。

中には15年のメーカー保証のものもあり、さらに他メーカーではあまりみられない、災害補償制度も標準でついています。
災害が起こった際の保証があるのも非常に安心です。

安くて安心!住まいるエコ本舗にご相談ください!

まとめ
今回はニチコンの蓄電池について解説しました。
ニチコンの蓄電池は、大容量・高性能に加えて、保証も充実しているのが特徴ですが、蓄電池や太陽光発電はご家庭に合った製品を選ぶことが重要です。

住まいるエコ本舗で設置されたお客様から、

「自宅にあった提案をしてくださったり、一緒にたくさん考えてくださってすごく感謝しています!」「導入してからのアフターフォローもしっかりしており、担当の方の対応もとても親切で導入して良かったです!」

などの口コミを多数いただいております。

太陽光発電や蓄電池をできるだけ安く導入したいなら、お気軽に住まいるエコ本舗へお問い合わせください。
アフターフォローやサポートも地域No.1に挑戦しています。

お問い合わせはこちら

以下よりお問い合わせ内容を
お選びください(複数選択可)

監修:難波博司
(太陽光発電プロコンサルタント)

蓄電池や太陽光発電に関する記事を多数監修しています。技術的な内容をわかりやすく伝えることを大切にし、お客様が納得して導入できるよう、日々サポートしています。お客様第一の姿勢で信頼性の高い記事を提供しています。

監修:築山享晃
(光熱費削減プロコンサルタント)

お客様視点で電気代や光熱費の削減に関して、実践的な内容をお届けします。豊富な知識を活かし、お客様の疑問にしっかりとお答えします。どんなご質問でもお気軽にご相談ください!