シャープの蓄電池ってどうなの？価格や特徴、おすすめの蓄電池を紹介

蓄電池 2025年01月07日

シャープの蓄電池について、蓄電池の特徴や価格相場、さらにメリット・デメリットまで詳しく説明します。

ぜひ蓄電池を検討されている方や、導入前の参考にして下さい！

シャープの蓄電池の特徴

シャープの蓄電池は、AIや太陽光発電との連携、4つの運転モード、充実した保証が特徴です。

賢く電気を使える仕組みが整っているため、節電や停電時の備えとして安心して利用できます。

①AIと連携した賢い蓄電

シャープの蓄電池は、AIを活用して電気の使い方を最適化します。

過去の電力使用データをもとに、翌日の余剰電力を予測し、効率的に充電・放電を行います。

さらに、雷注意報が発令されると、自動で停電対策を実施します。スマホから電力状況をリアルタイムで確認できるため、節電意識も高まります。

②太陽光発電と相性抜群

ハイブリッド型のパワーコンディショナーを採用し、太陽光発電との連携がスムーズです。機器の設置スペースを抑えながら、電力の管理も簡単にできます。

太陽光発電と一緒に導入することで、電気の自給自足がしやすくなり、経済的にも環境的にもメリットが大きくなります。

③選べる4つのモード

①経済性モード

電気代が安い深夜に充電し、日中に放電。自動設定と時刻指定が選べます。

②クリーンモード

余剰電力を貯め、必要なときに放電。夜間の充電有無も選択可能です。

③充電モード

常に充電を優先し、非常時に備える。充電完了後は経済性モードへ自動移行します。

④ECHONET Liteモード

対応機器と連携し、外部から制御可能です。（手動切り替え不可）

④充実の保証

シャープの蓄電池は、10年の無償保証または15年の有償保証が選べます。

さらに、蓄電池の容量維持も10年間保証されるため、長期間安心して使い続けることができます。

シャープの蓄電池の種類

製品名	蓄電容量	設置場所	増設
JH-WB1621	4.2kWh	屋内・屋外兼用	×
JH-WB1711	6.5kWh	屋内専用	×
JH-WB1921	6.5kWh	屋内・屋外専用	⚪︎
JH-WB1821	8.4kWh	屋内・屋外専用	×
JH-WB2021	9.5kWh	屋内・屋外専用	⚪︎

コンパクトタイプ

・JH-WB1621

蓄電容量が小さいため、機器も小さくコンパクトな設計になっています。この特性により、屋外に設置する場合でも、簡易基礎での設置が可能です。

簡易基礎の採用により、工事費用が抑えられるだけでなく、さらに工事日数もかなり短縮されます。

ミドルタイプ

・JH-WB1711

この製品は、屋内設置専用です。そのため、室内のスペースを効率的に利用するために、スリムでコンパクトな設計が採用されています。

特に寒冷地や塩害地域など、厳しい気象条件下での屋外設置は適していないため、屋内設置にはこの製品がおすすめされます。

・JH-WB1921

この製品は、5年以内だと増設が可能になっています。そのため、家庭の電力需要が将来的に増加する見込みがある方におすすめです。

蓄電容量は上のJH-WB1711と同等ですが、屋内・屋外兼用の設計となっており、屋外環境にも適応できます。

大容量タイプ

・JH-WB1821

蓄電容量は8.4kWhと大容量で、電気使用量が多い方に適しています。

特に、電力消費が集中する時間帯や、予期せぬ停電時に備えて頼りになる製品です。

・JH-WB2021

蓄電容量がかなりの大容量であるため、停電の際でも安心して電気を利用できます。

また、蓄電池がネジ穴レスの設計になっているため、水害が発生した場合でも内部に水が浸入するリスクが低くなっています。

これにより、洪水や豪雨の影響を受けても蓄電池の機能が維持され、故障する可能性が低くなります。

シャープの蓄電池の価格相場

ここからはシャープの製品価格をご紹介します。以下の表をご覧ください。

製品名	蓄電容量	設置価格
JH-WB1621	4.2kWh	約132万円
JH-WB1711	6.5kWh	約150万円
JH-WB1921	6.5kWh	約150万円
JH-WB1821	8.4kWh	約200万円
JH-WB2021	9.5kWh	9.5kWh

実際の価格は、割引やキャンペーンなどによって変動することがありますが、一般的にシャープの製品は平均的な設置価格帯に属します。

特に安価な製品に特化しているわけではありませんが、その分、過剰な価格設定もありません。

シャープの製品は品質と性能を重視し、適正な価格で提供されています。

シャープのおすすめ蓄電池

JH-WB1621（4.2kWh）

シャープの最小容量モデルで、設置が手軽な点が特徴です。小型ながらも、HEMSサービス「COCORO ENERGY」に対応しており、電力を効率的に活用できます。

さらに、12,000サイクルの高耐久バッテリーを搭載し、約32年の長寿命が期待できます。

保証は、10年の無償保証と15年の有償保証があり、長く安心して使用できるモデルです。

クラウド蓄電池システム（9.5kWh）

9.5kWhの大容量で、特定負荷型・全負荷型のどちらにも対応可能です。

HEMSとAIを活用し、自家消費率を向上させながら、雷注意報に応じた停電対策も可能です。

ハイブリッドパワーコンディショナと組み合わせることで、省スペース設計ながら高い電力変換効率を実現します。

10年の無償保証または15年の有償保証がついており、長期的に安心して使える蓄電池です。

シャープの蓄電池を安く買う方法

太陽光発電とセット購入でお得に

蓄電池を同時に導入すると、電気料金の節約につながるだけでなく、補助金の対象となります。

昼間に発電した電力を蓄電池に貯め、夜間や天候の悪い日に使用することで、電力会社からの購入電力を減らせます。

また、自治体によっても、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた場合に適用される補助金があり、コストを抑えることが可能です。

補助金を活用しよう

蓄電池の導入には、国や自治体からの補助金が利用できます。2025年度には以下の補助金が実施されています。

子育てグリーン住宅支援事業

「子育てグリーン住宅支援事業」は、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ性能の高い住宅の新築やリフォームを支援する補助金制度です。

家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業（DR補助金）

カーボンニュートラルの推進を目的とし、最大60万円の補助を受けられます。

補助金の適用条件は自治体や事業によって異なるため、詳しくは最新の情報をチェックしましょう。

関連記事：【2025年】家庭用蓄電池の補助金について解説

シャープの蓄電池の評判

シャープの蓄電池は、太陽光発電との相性の良さや、信頼性の高さが評価されています。

特に、すでにシャープの太陽光発電を導入している家庭では、一貫したサポートが受けられる点が好評です。

価格も比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスに優れていると感じるユーザーが多いようです。

また、コンパクトな設計で設置場所を選びやすく、スペースの限られた住宅でも導入しやすい点が支持されています。

シャープの蓄電池のよくある質問

Q：シャープの太陽光発電と連携することでメリットはありますか？

A：シャープの太陽光発電と連携することには、さらなるメリットがあります。

通常、蓄電池本体の保証期間は10年ですが、もし太陽光発電システムが全てシャープ製品で構成されている場合、その保証期間は15年に延長されます。

シャープ製品同士の連携により、システム全体の信頼性が向上し、長期的な利益を享受することができます。

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