経済産業省は、2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備の設置がされることを目標に掲げています。
今後も太陽光発電は身近になっていくでしょう。
ですが、メリットだけでなく、デメリットもあります。
そこでこの記事では、太陽光発電のデメリット・メリットについて、わかりやすく解説しています。
ぜひ太陽光発電導入の参考にしてください!
目次
太陽光発電のデメリット5つ
- ①設置費用がかかる
- ②発電量が一定ではない
- ③設置できない屋根がある
- ④定期的なメンテナンスが必要
- ⑤売電価格が下がっている
デメリット
①設置費用が約78万円~かかる
太陽光発電のデメリットとして、初期費用が高額になることが挙げられます。
設置の際に、太陽光パネルだけではなく、その他の機器や、工事の際に足場が必要になれば、その費用もかかってしまいます。
設置費用の目安としては、約78万円〜131万円ほどです。
業者によっては、初期費用を抑えることができるサービスもあり、住まいるエコ本舗では初めの準備金がかからない導入方法をご用意しております。
お気軽にお問い合わせください!
②発電量が季節や天候によって左右される
太陽光発電は、太陽の光を利用して発電するため、発電量が天候や季節によって左右されます。
晴れた日は多く発電できますが、曇りの日は晴れの日と比べて少なくなります。
雪が降る冬も、太陽光パネルに雪が積もってしまったり、日没の時間が早く、発電量が下がってしまいます。
このように発電量が一定でないことが、デメリットとしてよく挙げられますが、蓄電池を導入することで、発電量が低い日でも効率的に電気を使うことができます。
③屋根の構造や場所によっては設置できない
屋根によっては、向き・傾斜角度・面積・強度が十分でなく、太陽光パネルを設置できない場合があります。
太陽光パネルの設置において、南向き、傾斜角度30度が適切であるとされています。
よって、角度が急すぎる屋根や、面積が十分でない屋根には、太陽光発電を設置することができません。
屋根の強度が十分でない場合は、事前の補強工事が必要になる場合があります。
これらの条件は太陽光発電を導入する前に、設置スペースを事前に業者に確認してもらう必要があります。
住まいるエコ本舗ではプロによる現地調査を行なっています。
④定期的なメンテナンス(点検・部品交換)が必要
太陽光発電の導入にあたって、長く太陽光パネルを使うために、定期的なメンテナンスは必要です。
法律では4年に一度と定められています。
太陽光パネルは屋根に設置することが多く、汚れに気づかず、発電量が低下してしまっていたり、部品の歪みなどで故障につながる恐れがあります。
メンテナンスを行うことで、故障を事前に防ぎ、安全に太陽光発電を使用できます。
住まいるエコ本舗では3年に一度、無料でメンテナンスを行なっております。
⑤昔と比べ、売電価格が低下している
太陽光発電が家庭で普及し始めた頃と比べ、売電価格が下がっています。
2024年度は16円/kWhで、2025年度には15円/kWhになることが定められています。
ですがその分設置コストも下がっているので、売電価格が下がっているから損ということでもありません。
よって太陽光発電の導入コストと、売電収入のバランスをシミュレーションすることが重要です。
デメリットよりもメリットが大きい?太陽光発電のメリット
- ①電気代の削減
- ②売電収入を得ることができる
- ③停電時も安心
- ④断熱効果が高まる
- ⑤環境に優しい
メリット
①電気代の削減につながる
太陽光発電を導入することで、自宅で発電した電気は自宅で使うことができ、結果電力会社から電気を購入することが少なくなるので、電気代の節約につながります。
ここ数年、電気代がかなり高騰しています。
ですが太陽光発電は太陽の光を利用しているので、燃料の高騰などに左右されません。
実際のシミュレーション
太陽光発電5.0kWh(南面設置)
関西電力 従量電灯A 電気代15,000円の場合
太陽光発電の設置によって年間約132,000円の節約が見込まれます。
このように月間にしても、11,000円も電気代の節約ができます。
②売電収入を得ることができる
余った電気は売ることで、電力会社に一定期間高い価格で買い取ってもらうことができます。
太陽光発電のみでは、電気を溜めておくことができないので、余った電気を売電収入に変えます。
2024年度の買取価格は16円なので、5.0kWの太陽光発電を導入すると、年間の売電収入は約77,897円(1ヶ月6,491円)となります。
③停電しても電気を使うことができる
太陽光発電を導入しておくことで、停電時も電気を使うことができます。
急な災害が起こった際、電気が止まると、冷蔵庫・エアコンなどが使えず、さらにテレビから情報を得ることもできなくなるので、かなり不安だと思います。
太陽光発電のみでは、発電している時間帯でしか電気を使うことができないので、小さなお子様やご高齢の方がいて、電気を常に使わなければならない場合、蓄電池を導入することで、電気を蓄えておくことができます。
災害が多い日本において、太陽光発電は非常に重要です。
④屋根に設置するので、断熱効果が高まる
太陽光パネルを屋根に設置することで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
太陽光パネルが直射日光を防いでくれるため、夏場は屋内を涼しく保つことができます。
逆に冬場は、暖かさが外に逃げにくくなるため、室内を暖かく保つことができます。
結果的にエアコンやストーブの使用も減るため、電気代の削減にもつながります。
⑤二酸化炭素の排出がなく環境にやさしい
太陽光発電は、二酸化炭素の排出が少なく環境に優しい発電方法となっています。
現在、二酸化炭素の排出の原因として、電気が1番多くなっており、世界中で二酸化炭素による環境問題が重要視されています。
日本では80%が火力発電で電力を作っていますが、火力発電の資源は石油・石炭であり、有限です。
よって電気代が下がることは考えにくく、太陽光発電は環境の面でも、将来の日本のためにも役に立ちます。
太陽光発電のデメリットを解決する方法は?
- ローン、補助金の活用
- 蓄電池の導入
- 信頼できる施工業者を探す
デメリットの解決策
ローン・補助金を活用する
太陽光発電や蓄電池の導入において、ソーラーローンを組むことができ、補助金と合わせて使うことができます。
電気代の高騰により、太陽光パネルや蓄電池の設置を検討される方がとても増えており、初期費用が高く導入できないと悩まれていた方も、ソーラーローンを活用して導入されています。
ローンの種類や、補助金との併用方法は、業者に確認しましょう。
住まいるエコ本舗では、一括購入はもちろん、ローンを組むこともできますので、お気軽にお問い合わせください!
蓄電池の導入
蓄電池を導入することで、天気や季節に左右されることなく電気が使用でき、売電価格の低下にも対応できます。
天気が悪い日は、あらかじめ蓄電池に電気を溜めておいたり、安い深夜電力を活用することもできます。
さらにFIT期間終了後も、ご家庭で電気をいつでも使うことができるので安心です。
太陽光発電と同時に導入すると費用が高いと悩まれる方も多いですが、蓄電池に関しては補助金があり、同時に導入することで工事費用も一度しかかからないので、後から導入することを考えるとお得です。
信頼できる施工業者を探す
信頼できる施工会社を探すために、複数の業者を比較し検討することが大切です。
太陽光発電は長く使うものなので、安心できるところを選びましょう。
住まいるエコ本舗では、以下のようなサポートを行なっております。
- 近畿エリアを中心に対応
- 良心価格での設置
- 10年以上の施工実績
- メンテナンス費用永年無料
- 補助金の申請サポート
太陽光発電や蓄電池をできるだけ安く導入したいなら、お気軽に住まいるエコ本舗へお問い合わせください。
アフターフォローやサポートも地域No.1を自負しています。
太陽光発電の専門家である住まいるエコ本舗ならお安く導入可能!
今回は、太陽光発電を設置するにあたってのメリット・デメリット、デメリットを少しでも解消するための方法についてお話ししてきました。
どんな買い物にもメリット・デメリットは付き物だと思いますので、きちんと理解した上で良い決断をしていただければと思います。
住まいるエコ本舗では、お客様のご希望や最大限に太陽光発電のメリットを受けられるように日々お一人お一人に寄り添った太陽光発電システム導入サービスを提供しています。
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監修:難波博司
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