太陽光パネルの固定状態も点検項目のひとつです。太陽光パネルがきちんと固定されているかを確認し、暴風 による飛散を防ぐためにも、必要に応じて固定金具の増し締めや金具の交換をします。

パワーコンディショナは太陽光発電の設備の中ではどちらかというと故障しやすい箇所です。フィルターの目詰まりはないか、悪臭や変な音はしないか、ひどく汚れていないかといった項目を点検します。

太陽光パネルが性能通りの電力を発電しているかどうか、エラーはないかをモニターで点検します。

ケーブルの状態を劣化や傷、外れている箇所がないかしっかりと確認します。いずれかに異常があると、効率的に発電ができなくなったりケーブルが焼損したりと危険を伴いますので、異常がある場合は速やかに対処しなければなりません。

太陽光パネルの破損は小さな損傷でも交換せずに放置すると、発電効率が落ちるだけでなく発火の危険も伴うため、早急に交換しなければなりません。また、鳥の糞や砂埃でひどく汚れていないか点検します。太陽光パネルが汚れていると、太陽光が当たる面積が減って発電量が下がりますので、大きな汚れがある場合は清掃や補修を行います。