この記事では、ニチコンの「トライブリッド蓄電システム」を紹介します。
「トライブリッド蓄電システム」は電気自動車との連携でメリットが大きくなります。
すでに太陽光発電を設置済みの方も連携させることができるので、ぜひ蓄電池の製品選びの参考にしてください!
目次
ニチコンのトライブリッド蓄電システムの仕様
以下は蓄電池ユニットのスペックとなっています。
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形式 | ES-T3S1/ES-T3L1 |
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容量 | ES-T3S1:4.9kWh ES-T3S1+ES-T3L1:9.9kWh |
サイズ | W540×H418×D230mm |
重さ | 50kg |
設置環境 | 標高2,000 m以下室内 -10~+45℃、結露なきこと屋外※6※7 -10~+45℃、重塩害非対応 |
希望小売価格 | ¥1,200,000円 |
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形式 | ES-T3M1/ES-T3X1 |
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容量 | ES-T3M1:7.4kWh ES-T3M1+ES-T3X1:14.9kWh |
サイズ | W540×H418×D230mm |
重さ | 61kg |
設置環境 | 標高2,000 m以下室内 -10~+45℃、結露なきこと屋外※6※7 -10~+45℃、重塩害非対応 |
希望小売価格 | ¥1,700,000円 |
※6:屋外設置のためには、蓄電池屋外用ケースが必要です。
※7:蓄電池屋外用ケース利用時でも日光が当たる場所には設置できません。
さらに詳しくはこちらをご覧ください。
ニチコントライブリッド蓄電システムの特徴
トライブリッド蓄電システムとは?
トライブリッド蓄電システムは、太陽光発電・蓄電池・電気自動車に関する制御を、パワーコンディショナ一台で行なってくれるシステムです。
太陽光発電と蓄電池はこれまでも連携されていましたが、V2Hとも連携することができるので、発電した電気を蓄電池やV2H経由で電気自動車に給電することができます。
V2Hを含めたシステムはあまりないので、電気自動車の導入を考えている方はかなりおすすめです。
ニチコントライブリッド蓄電システムのメリット
メリット
- 電気自動車の燃料費を削減
- 電気のロスが少ない
- システムを柔軟に変更できる
- 蓄電容量が大きい
電気自動車の燃料費を削減できる
トライブリッド蓄電システムだと、電気自動車の充電をすることができるので、燃料費を削減することができます。
これまで電気自動車を導入するデメリットとして、充電にお金がかかってしまうことがありました。
ガソリン代に比べると、安いですが、電気代がかかってしまうことがデメリットでした。
ですがこのトライブリッド蓄電システムを導入することで、昼間に電気自動車を使っていたとしても、発電した電気を蓄電池に貯めておいて、夜間に充電することができます。
電気のロスが少なく充電できる
トライブリッド蓄電システムは電気のロスが少ないことが特徴です。
電気自動車への充電には、太陽光発電からパワコンへ、パワコンから蓄電池、蓄電池から電気自動車へとシステムそれぞれに送る必要があります。
ですがトライブリッド蓄電システムは、全てが一つのシステムになっているので、ロスが少なくなります。
よって電気自動車の、充電もロスなく行うことができます。
システムを柔軟に変更することができる
トライブリッド蓄電システムは、システムを柔軟に変更することができます。
ご家庭の用途に合わせて、蓄電池の増設や、V2Hも設置することができます。
さらに太陽光発電を導入してしまっている方でも、設置済みの太陽光発電と連携させることができるので、安心です。
蓄電容量が大きく、災害時も安心
トライブリッド蓄電システムは、蓄電容量が大きく災害時も安心です。
蓄電池ユニットに加えて、電気自動車にも電気を蓄えることができます。
電気自動車の容量は、少なくとも約20kWh〜となるので、蓄電池と比べると多くの電気を貯めておくことができます。
よって長時間の停電にも耐えることができ、災害時も安心です。
対応している車種
以下がトライブリッド蓄電システムに対応している車種です。
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メーカー | 対応車種 |
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トヨタ | プリウス・bZ4X・RZ450eUX300e クラウンSPORT RS |
日産 | アリア・リーフ・サクラe-NV200 |
三菱 | エクリプスクロス・アウトランダー ekクロスEVi-MiEV・ミーブバン・ミーブトラック |
マツダ | MX-30 EV MODEL・CX-60 PHEV |
ホンダ | Honda e |
SUBARU | SOLTERRA |
ベンツ | EQE・EQE SUV・EQS・EQS SUV GLC 350 eC 350 e・E 350 e・EQA・EQB |
BYD | ATTO 3・DOLPHIN・DOLPHIN Long Range |
詳しい条件は以下をご覧ください。
ニチコントライブリッド蓄電システムのデメリット
トライブリッド蓄電システムのデメリットとして、導入費用が高額であることが挙げられます。
電気自動車を持っていたり、導入を考えている方にはおすすめできますが、停電対策のみに導入する場合は他の蓄電池でも対応することができます。
蓄電池やV2Hの導入で補助金を受けることができるので、お得に導入できる場合があります。
住まいるエコ本舗では、補助金の申請代行も行なっております。
お気軽にお問い合わせください。
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今回はニチコンの「トライブリッド蓄電システム」について解説しました。
V2Hをシステム内に含むのでメリットがたくさんありますが、蓄電池や太陽光発電はご家庭に合った製品を選ぶことが重要です。
住まいるエコ本舗で設置されたお客様から、
「自宅にあった提案をしてくださったり、一緒にたくさん考えてくださってすごく感謝しています!」「導入してからのアフターフォローもしっかりしており、担当の方の対応もとても親切で導入して良かったです!」
などの口コミを多数いただいております。
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監修:難波博司
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