太陽光発電をお使いの皆さんは、これまで余った電力を売るのが一般的でしたよね。
でも、最近はお家で生成した電力をそのまま使う「自家消費」へと少しずつ変わってきています。
この変化の中で、太陽光発電とエコキュートを上手に組み合わせることが、とっても注目されています。
このペアにすることで、どんな良いことがあるのか、そして、どんな点に注意すればいいのかを、わかりやすくお伝えしますね。
電気代を少しでもお得にしたい方や、太陽光発電で作った電気を上手に使いたい方には、とくにおすすめの情報です。
目次
エコキュートの仕組み
エコキュートって、実はとってもエコなお湯沸かし器なんです。
外の空気からちょっとした熱を拾って、それを上手に使ってお湯を沸かします。
その裏には、ヒートポンプという賢い技術が活躍しているんですよ。
その流れはこんな感じです
1. 外の空気から暖かさを集めます。
2. 次に、その熱をもっと暖かくするために圧縮します。
3. その熱でお水をじんわり温めます。
4. 温まったお湯はお風呂やキッチンで使うために貯めておきます。
5. 最後に、使った冷媒は冷やしてまた使います。
ここで使われている「冷媒」というのは、空気の熱を運んでくれる特別な気体のこと。
エコキュートでは、地球にやさしいCO2を使っています。
これは自然界にも存在するガスなので、環境に優しいんです。
こんな風に、エコキュートは私たちの生活を支えながら、地球にも優しい工夫がいっぱいのシステムなんですよ。
住宅用太陽光発電の運用方法
太陽光発電とエコキュートを一緒に使って、お家をもっと快適にするためには、太陽光発電の上手な使い方を知ることがとっても重要です。
これから「卒FIT」という新しいステップに踏み出す方も、そうでない方も、どのように太陽光発電を活用するか、一緒に考えていきましょう。
余剰買取方式で余った電気を売る
太陽光発電をご自宅に導入しようと思ったら、FIT制度という特別な支援があることを知っていますか?
この制度のおかげで、自宅で生成した電気を最初にご家庭で活用し、余った分は電力会社にお売りすることが可能になります。
この余分な電気を売ることを「余剰買取方式」と言い、まさにご自宅で電気を生産し、使い切れなかった分を電力会社に売ることで、ちょっとした収入源にもなるんです。
FIT制度で太陽光発電の認定を受けたお家では、この便利な余剰買取方式を通じて電気を賢く管理します。
太陽光発電を始める全ての家庭が、このスマートな方法で電気を有効に使っていくわけです。
全量自家消費方式は全て自家消費する
卒FITのタイミングで電力の売戻しを止めたり、そもそもFIT制度を使っていなかったりする方には、「全量自家消費」という選択肢がありますよ。
全量自家消費っていうのは、自宅で作った電気を全部自分の家で使う方法です。
家の中のどこでも、電気を自由に使えるんですね。
ただ、余った電気を電力会社に売ることはできないので、できるだけ上手に電気を使いこなす必要があります。
このとき、エコキュートを取り入れると、とても賢い選択になります。
なぜなら、エコキュートは電気を使ってお湯を沸かすので、余った電気の使い道としてピッタリなんです。
もし蓄電池も設置していれば、さらに便利になります。余った電気を蓄えて、電力がよく必要になる時間帯に使うことができるんですよ。
太陽光発電とエコキュートの組み合わせの特徴
続いては、太陽光発電とエコキュートの組み合わせに関する特徴について確認していきましょう。
太陽光発電で発電した電気をエコキュートへ供給
太陽光発電で得た電気をお家のライトやコンセントに加えて、お湯を沸かすエコキュートにも使えるって知っていましたか?
太陽の光で作った電気とエコキュートを一緒に使うのは、とっても賢いやり方で、電気をみんなで上手に分け合えるんですよ。
通常、エコキュートは家に届く電気でお湯を沸かしますが、太陽光発電で作った電気も活用できるのです。
太陽光発電の電気と普段使っている電気を一緒に使いたいなら、専門のお店に相談してみてくださいね。
そうすれば、専門家が必要な工事をしてくれて、電気をさらに賢く、効率的に使うことができるようになりますよ。
多くのメーカーでは太陽光発電対応のエコキュートが販売
たくさんのメーカーが、太陽光発電と一緒に使えるエコキュートを作っています。
パナソニックや日立、三菱、ダイキンなどの有名メーカーでは、太陽光発電にピッタリ合うエコキュートを提供しているんですよ。
このおかげで、太陽光発電とエコキュートをつなげるのは、特別難しいことではなく、比較的シンプルな工事で始められるようになっています。
ただ、全てのエコキュートが太陽光発電と連携できるわけではないので、購入する前には、販売店や施工業者に、ちゃんと太陽光発電との相性を確認しておくことが大切です。
太陽光発電とエコキュートの連携メリット
ここからは、太陽光発電とエコキュートの連携によって得られるメリットを紹介していきます。
深夜電力による給湯よりコストを抑えられる
太陽光発電とエコキュートを仲良く使うと、夜にお得にお湯を沸かすよりもさらにお財布にやさしくなれるんです。
エコキュートって、夜に電気がお得になる時間を利用して、賢く経済的にお湯を作るアイデアから生まれたもの。
夜間にしっかりお湯を準備しておくことで、電気代を節約できるんですね。
けれども、電気代が高くなってくると、夜間のお得な時間帯もそこまでお得じゃなくなってしまいます。
そんな時、太陽光発電が大活躍です!太陽からのエネルギーで電気を作り出して、エコキュートでお湯を沸かすことができるんです。
これで、電力会社から電気を買う量をぐんと減らせるので、電気料金の上昇に左右されることなく安心です。
実は、エコキュートでお湯を沸かす費用、だいたい2,000円くらいを太陽光発電で賄えば、その分をまるっと節約できちゃうんですよ。
自家消費しても余った電気を有効活用できる
太陽光発電で作った電気が余ってしまった時、エコキュートを上手に使って自分の家でその電気を使うことで、電力の無駄遣いを減らせるんですよ。
FIT制度が終わってからも電力会社に電気を売るときの価格は、1kWhあたり約8〜9円。
FIT制度の時の11円以上の価格と比べると少し低くなってしまいます。
そのため、制度が終わった後も電気を売り続けると、収入と支出のバランスを保つのがちょっと難しくなることもありますね。
でもね、家で作った電気をすべて自分の家で使うように切り替えても、もし電気が余ってしまうと、経済的なメリットはそんなに大きくないかもしれません。
ここでエコキュートが役立ちます。
余った電気をエコキュートで使えば、電気を有効活用できるんです。
これによって、電気代を減らす効果をもっと大きくできるんですよ。
効率よくお湯を沸かすことが可能
太陽光発電とエコキュートを上手に組み合わせると、お湯を沸かすのがずっと効率的になりますよ。
特に、外が暖かい日中はエコキュートが大活躍の時間帯。
太陽光発電もこの時がパワー全開で、お湯をサッと温めることができるんです。
この素敵なタッグによって、お湯を沸かす時間がグッと短くなります。
日中や夕方にお湯をよく使うなら、太陽光発電を家に迎えるのがおすすめです。
きっと、毎日の生活がもっと快適になりますよ。
太陽光発電とエコキュートの連携デメリット
これからは、太陽光発電とエコキュートを一緒に使う際の注意点や気をつけたいところを見ていきましょう。
停電時に稼働できない可能性がある
太陽光発電とエコキュートを一緒に使うとき、ひとつ気をつけたいのは、停電したときに思うように動かないことがあるんです。
エコキュートは、家の中にある他の電化製品とはちょっと違って、200Vというちょっと特別な電力を使います。
太陽光発電システムを特定のモードに切り替えることで、停電中でも電力を供給できることはありますが、中には200Vの機器に対応していないものもあるので、注意が必要です。
もしもの時にエコキュートを使えないと困る場合は、蓄電池を一緒に設置することを考えてみてはどうでしょうか。
200Vにも対応している蓄電池なら、太陽光発電の種類に関わらず、エコキュートを含む200Vの機器に電気を送ることができます。
そして、日中に蓄えた電気を夜に使うことができるので、自宅での電気の使い方をもっと効率的にできるようになります。
各設備を導入する場合は初期費用の負担がかかる
太陽光発電やエコキュートをお家に取り入れようかなと考えた時、まずはじめにどれくらいの費用がかかるのかを考えてみましょう。
太陽光発電システムを家に設置するとなると、だいたい200万円ほどの初期費用がかかることが多いんです。
でも、ソーラーローンなどを利用して計画的に支払いを行えば、8〜10年くらいでその費用を取り戻せることもありますよ。
エコキュートに関しては、本体と設置工事を合わせた費用で、30万円から80万円程度が一般的です。
太陽光発電に比べると少しリーズナブルですが、両方を導入しようと思うと、やはりある程度の出費は覚悟しないといけませんね。
今すぐにソーラーローンを組むのが難しい、または100万円以上の出費が難しい場合は、お金にもう少し余裕ができた時に、もう一度検討してみるといいかもしれません。
自分の経済状況に無理がないように、慎重にプランを立てていくことが大切です。
自分にとって一番良い方法を選びましょう。
必ずしもエコキュートで光熱費を削減できるわけではない
太陽光発電とエコキュートを一緒に使っても、いつも光熱費が下がるとは限らないんですよ。
もし、ガス給湯器を使ってすでに光熱費をおさえている場合、またはお家の場所が太陽光発電に向いていない場合は、太陽光発電とエコキュートを取り入れても、思ったほどのメリットがないかもしれません。
特に、太陽光発電がお家に合わない場合は、初めにかかる費用を取り戻すのに時間がかかることもありますし、エコキュートを動かす電気を全部賄えずに、結局は電力会社から電気を買わなければならないこともあります。
太陽光発電とエコキュートをうまく組み合わせるには、どれくらい電気が作れるか、光熱費はどのくらい節約できるかしっかり計算してみることが大切です。
こうした計算が難しい時は、住まいるエコ本舗の経験豊かなアドバイザーがしっかりサポートします。
光熱費をもっと節約したい、どんな方法があるか知りたいと思ったら、ぜひ気軽に相談してみてくださいね。
ランニングコストで優位のエコキュート
エコキュートの一番の魅力は、ランニングコストがお安くなる点ですね。
エコキュートの月額光熱費は約3,000円
地域によって差があるのは確かですが、パナソニックが行った調査によりますと、具体的な数値は以下のようになっています。(2023年11月時点の月額平均)
スクロールできます
電力会社 | 月平均額 (エコキュートにかかる電気代) |
電気料金プラン |
---|---|---|
北海道電力 | 約4,500円 | eタイム3プラス |
東北電力 | 約4,000円 | よりそう+スマートタイム |
北陸電力 | 約3,500円 | くつろぎナイト12 |
東京電力 | 約3,100円 | スマートライフL |
中部電力 | 約2,100円 | スマートライフプラン |
関西電力 | 約1,700円 | はぴeタイムR |
中国電力 | 約3,600円 | 電化Styleコース |
四国電力 | 約3,700円 | でんかeプラン |
九州電力 | 約1,700円 | 電化でナイト・セレクト21 |
沖縄電力 | 約2,300円 | Eeホームホリデー |
※試算機種:北海道電力 HE-FPU37KQMS/北海道電力以外 HE-JPU37KQS
※基本料金や燃料調整費除く
エコキュートの電気代に関しては、北海道電力で約4,500円が最も高く、関西電力や九州電力で約1,700円が最も安いとされています。
※2023年当初は沖縄電力が最安値で900円でしたが、電気代の値上げの影響で変わらず、関西電力・中部電力・九州電力以外では1.5倍〜2倍以上の増加が見られます。
全体としては、約3,000円前後を想定していただくと良いでしょう。
なお、ここで試算されているのは、パナソニック製のエコキュートの中でも最上位モデルですので、もし一般的な機種を選ばれる場合は、少し電気代が高くなる可能性があることをご留意ください。
スタンダードな機種であれば、概ね3,000円前後と考えていただければと思います。
ただし、最新のスタンダードなエコキュートは、以前のものと比べて保温性が高く、ヒートポンプの熱効率も向上しています。
そのため、10年以上前のエコキュートをお使いで、故障などの理由で新しいものに交換されると、光熱費が節約できるケースも多いです。
地域差がある理由は「大気中の熱の違い」と「深夜電力の単価」
地域差がかなりある理由は、2つあります。
1つは、ヒートポンプの特性によるもので、空気に含まれる熱が地域によって異なるからです。
エコキュートとは、外の空気の熱を利用してお湯を作る便利な機械です。
この機械がどれほど効率よく熱を取り込めるかは、外の気温によって変わってきます。
そのため、冬の寒い北海道では少し不利かもしれませんが、沖縄のように年間を通して温暖な地域では、効率よくたくさんの熱を得ることができます。
お湯を作る際にエコキュートが使用するのは、夜間の電力です。
昼間よりも安価な夜間の電力を利用することで、経済的にお湯を沸かしておくことができます。
ただし、この夜間の電力がどれだけお得なのかは、住んでいる地域によって異なります。
例えば、北陸電力と中部電力では、夜間の電力料金に大きな違いがあることが分かります。
スクロールできます
北陸電力 | 約3,500円 | くつろぎナイト12 |
---|---|---|
中部電力 | 約2,100円 | スマートライフプラン |
しかし、地域による差はあれど、エコキュートを使用すれば、おおよそ月3,000円程度でお湯を沸かすことができるため、依然として経済的には大変お得だと言えるでしょう。
太陽光発電との連携・契約プランに応じて安価に利用
エコキュートが私たちの暮らしにやさしい理由は、昔は「深夜電力を使ってお得にお湯を沸かす」というのが鉄則でした。でもね、今は少しずつ状況が変わってきているんです。
その理由には大きく2つあって、「深夜電力の料金が上がってしまったこと」と「太陽光発電などの再生可能エネルギーをもっと使いたいという考え」があるんですよ。
昔は深夜にお湯を沸かすことで、電気代をぐっと抑えることができました。
でも、最近では電気の料金が上がってきて、深夜でも料金がそこそこするようになってきちゃったんです。
そして、太陽光発電で作った電気を売る値段も少しずつ下がってきているので、自分たちで作った電気は、自分たちで使った方がお得だという考え方が出てきました。
このように、エコキュートを使うことで、私たちの生活がもっと賢く、地球にやさしくなるんですね。
変わりゆく時代の中で、エコキュートも進化して、私たちの暮らしを支えてくれています。
エコキュートや太陽光発電がどんどん賢くなっていますね。
以前は、太陽で作った電気を全部売るのが一般的でした。なぜなら、売れば売るほどお得だったから。
しかし現在は、電気代が高くなってきたこともあり、作った電気は自分たちで使った方がお得なんです。
また、最新のエコキュートは、もっとスマートになりました。
インターネットやスマートフォンで天気予報をチェックして、太陽がたくさん出る日は、その日に作った電気を使って動きます。
これって、夜間の安い電気を使うよりも、もっと賢い使い方ですよね。
こんな風にして、エコキュートは太陽光発電と一緒に、私たちの家をもっとエコで賢い家に変えてくれているんです。
太陽の光を上手に利用して、電気代も節約しながら、地球にも優しい生活を実現できるって素敵ですよね。
出典:パナソニック株式会社エコキュート:エネルギー活用
エコキュートってすごい進化を遂げているんですよ。
今のエコキュートは、夜間の電力を少なくして、お家で使うエネルギーを上手に自分たちで賄えるようになってきています。
これって、地球にもお財布にも優しい良い変化ですよね。
もっと素敵なことに、新しいエコキュートはスマートフォンと連動して使えるんです。
お家に帰る前にスマホでお湯を沸かしておくと、ちょうどいいタイミングでお風呂が準備できているなんてことも。
お湯の残り量もスマホでチェックできるから、急にお湯が足りなくなる心配も減ります。
こんな風にエコキュートを活用することで、私たちの毎日がもっと楽しく、快適になるだけでなく、地球にも優しい生活が実現できるんです。
出典:パナソニック株式会社:エコキュート:エコキュート専用アプリ
太陽光発電で作った余った電気を上手に使う方法がどんどん出てきているんですよ。
そして、もっと便利な機能も増えています。
テレビや新聞で見ることもあるかもしれませんが、太陽で作った電気をもっとたくさん使おうという動きがあります。
そのために、お昼間の電気代が安くなるような新しい料金プランが考えられているんです。
このようにして、お昼間に太陽からの電気をたくさん使って、石油や石炭みたいな燃料を使わない世界を目指しているんです。
これは、地球や未来のためにもとても大切なことです。
太陽光発電やエコキュートは、地球を大切にすることはもちろん、家計にも優しい選択です。
太陽の力を借りて、もっと豊かでやさしい暮らしをしてみましょう。
エコキュートのデメリットはシャワー圧の弱さと湯切れ
エコキュートはたくさんのメリットがあるのですが、シャワーのお湯の勢いについては、ガス給湯器に少し及ばない面があるんですね。
ガス給湯器のいいところは、お湯を作るときに家の水道の圧力をそのまま使えること。
これだと、シャワーの水の勢いがとっても強くて、気持ちいいんです。
でもね、エコキュートを使うと、普通のタイプだとちょっと水の勢いが弱めになっちゃいます。
キッチンや洗面所では気にならないけど、シャワーでガンガン水を浴びたいときには、少し足りないかもしれません。
でも大丈夫、こんな時のために特別なエコキュートもあるんですよ。
日立のナイアガラシリーズみたいに、水道の圧力をそのまま活かせるタイプなら、ガス給湯器みたいにシャワーを存分に楽しめます。
これなら、エコキュートのいいところを生かしつつ、シャワーの勢いにも満足できそうですね。
日立のナイアガラシリーズって、とっても賢いエコキュートなんです。
お家の水道水を、特別な技術であったかいお湯に変えてくれるから、シャワーの水圧が気になる方も大満足ですよ。
シャワーの力強さが大切な方には、「高圧パワフルタイプ」がぴったり。
お湯の力で、1日の疲れをすっきり洗い流してくれます。
でも、エコキュートを選ぶ時にちょっと考えたいのが、「お湯が足りるかな?」ということ。
エコキュートはお湯をたっぷり貯めておくタイプなので、370リットルや460リットルと大きなタンクでお湯を準備します。このお湯を上手に使えば、タンクの2倍以上ものお湯を楽しめるんです。
でも、びっくりするほど賢いエコキュートは、普段使うお湯の量を覚えて、ちょうどいい量だけお湯を沸かしてくれます。
なので、急にお友達が泊まりに来たりすると、お湯が足りなくなるかもしれませんね。
お湯がなくなった場合、バスタブいっぱいのお湯を用意するのに4時間、シャワーを10分使うだけのお湯を沸かすのには1時間かかることも。
でも、ご安心ください。設定を変えれば、もっとたくさんお湯を準備できるようにすることもできますよ。
ガス給湯器みたいにいつでも無限にお湯が使えるわけではありませんが、エコキュートならではのやさしさで、お家のお湯を賢く、心地よく使うことができるんです。
LPガスランニングコストは高額(特に)
最初はちょっとお金はかかるけど、長く使えば使うほどお得になるエコキュートと、始めは安いけど使っているうちにコストがかかるガス給湯器があります。
ガス給湯器の場合、使っているガスの種類によっても費用が変わります。
都市ガスよりプロパンガス(LPガス)の方が高くつきますが、プロパンガスを使っている家では、エコキュートに変えた方がすぐに経済的なメリットが感じられるはずです。
では、ガス給湯器とエコキュートの年間のコストを見てみましょう。
・都市ガスを使う普通のガス給湯器で年間約70,661円。
・プロパンガスを使うと、年間約130,695円に跳ね上がります。
・もっとエネルギー効率の良いエコジョーズを使っても、都市ガスで72,774円、プロパンガスで115,585円です。
・一方、エコキュートは年間約45,000円と、とても経済的です。
※三菱電機株式会社のHPでの試算結果を用いています
これらの数字を見ると、エコキュートに変えることで、特にプロパンガスを使っている家では、4年半で初期投資のコストが回収できることがわかります。
都市ガスを使っている家でも、従来型のガス給湯器なら約11年半、エコジョーズなら15年でコストが回収できる計算になります。
・従来型のガス給湯器(プロパンガス):約4年半
・従来型のガス給湯器(都市ガス):約11年半
・エコジョーズ給湯器(都市ガス):約15年
・エコジョーズ給湯器(プロパンガス):約5年
※従来型のガス給湯器は、本体が8万円、設置工事費が5万円で、合計13万円が必要です。
※エコジョーズについては、本体が10万円、設置工事費が6万円で、合計16万円かかります。
※エコキュートの場合は、本体価格が20万円、設置工事費が40万円となり、合計で60万円が必要です。
まとめ
お金をかけずに環境にも優しい暮らしをしたいなら、エコキュートは非常にいい選び方ですよ。
もし太陽光発電を使っており、余った電気があれば、その余った電気でお湯を沸かせば、お金がだいぶ節約できます。
これって、ガスのお湯を使うよりもずっとお得なんです。
シャワーを毎日ガンガン使いたい人でも、日立のナイアガラシリーズみたいなエコキュートなら、水も電気もあまり使わずに済むので、ガスの給湯器と比べても見劣りしないというわけです。
少ないデメリットで選べるってことなんですね。
それに、もし太陽光発電を持っていて、FIT(電気を買い取ってもらう制度)が終わってしまう人は、新しいエコキュートに変えてみるのもいいかもしれません。
最新のエコキュートなら、余った電気をうまく使って、もっと節約できて、地球にもやさしい暮らしができますよ。
太陽光発電とエコキュートの連携によって光熱費削減を狙おう
太陽の明るい光を活用して、家をぱっと明るくしてみませんか?
太陽光発電システムを家に取り付けると、家のコンセントやライト、お湯をわかすエコキュートにも電気が使えるようになります。
特にエコキュートを使えば、電気代が毎月約2,000円節約できるかもしれませんよ。
電気代が高くて困っている人や、エコキュートに変えようかなって思っている人、太陽光発電っていう選択肢もあるから、ちょっと考えてみてはどうでしょう。
太陽の力を使って、地球にも財布にも優しい選択をしましょう。
私たち「住まいるエコ本舗」は、太陽光発電や蓄電池、V2Hといった、いろんな環境に優しい商品をそろえています。
たくさん仕入れることで安く提供できるようにして、あなたの家にピッタリの提案をします。
小さな疑問や悩みでも、心を込めて答えますので、太陽光発電や蓄電池のこと、設置場所やお金のことなど、気軽に「住まいるエコ本舗」に相談してください。
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監修:難波博司
(太陽光発電プロコンサルタント)
蓄電池や太陽光発電に関する記事を多数監修しています。技術的な内容をわかりやすく伝えることを大切にし、お客様が納得して導入できるよう、日々サポートしています。お客様第一の姿勢で信頼性の高い記事を提供しています。
監修:築山享晃
(光熱費削減プロコンサルタント)
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